アジア版NATOの議論開始=首相肝煎りで特命委―自民
自民党は28日、石破茂首相が掲げる「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」構想を議論する特命委員会を設置し、党本部で初会合を開いた。トップには小野寺五典政調会長が就任。「アジア版NATOや日米地位協定改定の問題は、議論を積み上げることが大事だ。日米同盟を中心に対処力・抑止力を高めるチームづくりをやっていきたい」と強調した。
出席者からは、トランプ次期米大統領の外交・安全保障政策を見極める必要があるとの意見が出た。台湾有事に備えた議論を求める声も上がった。
特命委は今後、有識者ヒアリングなどを実施。首相にアジア地域の安全保障の在り方を提言する。
アジア版NATOを巡り、米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)各国には否定的な見解が多い。首相の指示で検討を開始したが、党幹部は「実現は難しい」と指摘した。
出席者からは、トランプ次期米大統領の外交・安全保障政策を見極める必要があるとの意見が出た。台湾有事に備えた議論を求める声も上がった。
特命委は今後、有識者ヒアリングなどを実施。首相にアジア地域の安全保障の在り方を提言する。
アジア版NATOを巡り、米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)各国には否定的な見解が多い。首相の指示で検討を開始したが、党幹部は「実現は難しい」と指摘した。
11/28 19:32
時事通信社