維新代表選に吉村氏が立候補へ 馬場氏の不出馬受け、来月1日投開票

日本維新の会の吉村洋文共同代表=2024年4月1日午後0時28分、大阪市中央区

 日本維新の会の代表選(17日告示、12月1日投開票)に、吉村洋文共同代表(大阪府知事)が立候補する意向を固めた。12日に大阪市内の党本部で記者会見し、表明する。維新は10月27日に投開票された衆院選で議席を減らし、馬場伸幸代表が責任を取る形で代表選への不出馬を表明。党内では後任に吉村氏を推す声が高まっていた。維新関係者が明らかにした。

 維新は衆院選で、本拠地・大阪の小選挙区で全勝したものの、全体の議席は公示前から6減の38議席となり、比例の得票も全国で300万票近く減少。党内では「惨敗」(維新幹部)などと厳しい受け止めが広がり、馬場氏ら執行部の責任を問う声が強まった。

ジャンルで探す