補正予算で地方創生交付金の積み増し検討 自民・森山幹事長
自民党の森山裕幹事長は13日、政府が衆院選後に編成する予定の今年度補正予算案に、地方創生交付金の積み増し分を計上することを検討する考えを示した。鹿児島県鹿屋市で記者団に語った。
石破茂首相は、現在1千億円の地方創生交付金を当初予算ベースで倍増する目標を掲げており、自民党も衆院選の公約に盛り込んでいる。森山氏は「来年度予算の執行までどうつなぐかが大事だ」とし、今年度の補正予算での前倒し実施を「検討したい」と述べた。
補正予算案の編成をめぐっては、10月末で終了する電気・ガス料金の補助を継続するかどうかも焦点になっており、森山氏は「為替や輸入原料の価格の状況を見極める」と述べた。(鈴木春香)
10/13 19:13
朝日新聞社