杉田水脈氏、参院選めざす意向表明 衆院選後に「話を詰める」

記者団の質問に答える杉田水脈前衆院議員=2024年10月12日、山口市赤妻町、山野拓郎撮影

 自民党の杉田水脈前衆院議員は12日、山口市内で記者団の質問に答え、15日公示の衆院選には立候補せず、来年夏の参院選に比例区で立候補をめざす考えを示した。杉田氏は裏金問題で6カ月の役職停止処分を受けた経緯があり、衆院選の公認から外れていた。

 杉田氏によると、10日に森山裕幹事長から電話があり、「来年の参院選に挑戦したいという思いがあるのか」と問われた。杉田氏が「検討している」と答えたところ、「衆院選の名簿には載せないほうが次につながるのではないか」と言われ、受け入れたという。

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