「裏金事件」に絡む非公認議員、当選したら追加公認検討 石破首相

党首討論に臨む石破茂首相(左)。右は立憲民主党の野田佳彦代表=2024年10月9日午後1時2分、国会内、上田幸一撮影

 石破茂首相(自民党総裁)と立憲民主党代表・野田佳彦氏の党首討論では、野田氏が、自民党派閥の裏金問題について追及した。

 野田氏は「裏金議員」の一部を非公認にする一方で、公認する議員もいることについて、「大半は公認される。公認するというのはお墨付きを与えることだ。脱税まがいのことをやった人たちに、血税が支払われるかもしれない」と批判した。

 首相は「裏金というのは決めつけだ。脱税で誰も立件されていない。脱税というのは決め付けだ」と反論した。

 また、首相は今回、事件に絡んで非公認にした12人の議員についても、無所属で当選した際、追加公認するかと問われ、「それは仮定の話だが、主権者たる国民が判断をされた場合には、それは公認するということはある」と述べた。

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