「大半は公認。国民の理解は得られない」立憲・野田代表、首相を批判

記者団の取材に応じる立憲民主党の野田佳彦代表=2024年10月6日午後5時34分、東京・赤坂、大久保貴裕撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は6日、石破茂首相(自民党総裁)が裏金問題で重い処分を受けた議員を次期衆院選で公認しない方針を示したことについて、「(裏金議員の)大半が公認される仕組みだ。国民の理解を得ることは全然できない」と述べた。東京都内で記者団の取材に答えた。

 野田氏は、「相当程度の非公認が生ずる」とした首相の説明について、「公認しない人がたくさん増えるとはとても私には思えない。『相当程度が公認されない』との言い方は間違っている。ミスリードではないか」と指摘。国会の政治倫理審査会(政倫審)で弁明した議員が非公認から除外されることについても、「どうみても(政倫審で)本当のことを言っていない可能性がある。本来は予算委員会で証人喚問もしなければいけない。説明責任を果たしたとみなしてよいのか疑問だ」と話した。

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