自民党総裁選の国会議員票が368票に 繰り上げ当選受け、地方票も

自民党総裁選選挙管理委員会で発言する逢沢一郎委員長(中央)=2024年9月19日午後1時2分、東京・永田町の党本部、岩下毅撮影

 自民党は19日、総裁選選挙管理委員会を開き、18日に高橋祐介氏が衆院比例北海道ブロックで繰り上げ当選したことを受けて、総裁選の国会議員票が1票増えて368票になることを確認した。党員・党友票を合算して比例配分する地方票も同数の368票になる。

 これにより、27日投開票の総裁選は、議員票と地方票を合わせた計736票で争われることになる。1回目の投票で過半数を獲得する候補がいなければ、上位2人による決選投票に進む。

 決選投票は、議員票368票と都道府県1票ずつの47票を合わせた計415票で争われる。各都道府県票は、決選投票に残った2人のうち1回目の党員・党友票が多い候補へ加算される。(笹川翔平)

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