東海地方は29日夜から30日午前中に線状降水帯が発生する可能性 台風10号の最接近は9月1日から2日か

台風10号周辺の湿った空気が流れ込んでいるため、東海地方は台風接近前から大雨となり、気象台が土砂災害などに警戒を呼びかけています。

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台風10号は30日には東寄りに進路を変え、東海地方に最も接近するのは9月1日から2日とみられます。

(名古屋地方気象台 吉村香 気象防災情報調整官)
「9月2日ごろにかけて断続的に激しい雨や非常に激しい雨が降り、広い範囲で大雨となるおそれがあります」

名古屋地方気象台などは記者会見を開き、台風10号が東海地方に9月1日から2日ごろに接近する可能性があるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などへの警戒を呼びかけました。

25日の降り始めから29日午前11時までに降った雨の量は、三重県尾鷲市で312ミリ、愛知県田原市で388.5ミリなどと各地で大雨になり、三重県の津市と松阪市に大雨警報と洪水警報が出ています。

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三重県津市では道路が水浸しになるなどの被害が出ています。

30日正午までに予想される24時間雨量は、いずれも多い所で愛知県で200ミリ、岐阜県で150ミリ、三重県で300ミリ、その後9月2日の月曜日にかけて大雨が続く見込みです。

また東海地方では29日夜から30日午前中にかけ、線状降水帯が発生する可能性が高まっています。

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