“頂き女子りりちゃん” このあと判決 検察は「身勝手極まりない」と懲役13年と罰金1200万円求刑 弁護側「ホストに利用された被害者的側面もある」と“寛大な判決”求める

男性3人から合わせて1億5500万円以上をだまし取った罪などに問われた「頂き女子りりちゃん」を名乗る女に、4月22日午後、判決が言い渡されます。懲役13年と罰金1200万円の求刑に対し、名古屋地裁がどのような判断を下すのか、注目されます。

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起訴状などによりますと、「頂き女子りりちゃん」こと住居不定・無職の渡邊真衣被告(25)は、2021年3月から去年8月にかけて、マッチングアプリや当時勤務していた風俗店で知り合った50代の男性3人から、現金計1億5500万円以上をだまし取った詐欺の罪と、男性から金をだまし取るための「頂き女子」マニュアルを販売するなどした詐欺幇助の罪、約4000万円を脱税した罪に問われています。

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これまでの裁判で渡邊被告は全ての罪について起訴内容を認め、「担当ホストに喜んでもらって、自分のことを良い子だなって思って欲しい気持ちだけだった」などと話していました。

検察側は「入れあげたホストの売り上げに貢献したいとその原資を求めたもので、身勝手極まりない」などとして懲役13年と罰金1200万円を求刑。

一方、弁護側は「ホストに利用された被害者的側面もある」として寛大な判決を求めています。

判決はきょう(4月22日)午後2時から名古屋地裁で言い渡されます。

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