名古屋大学病院で医療ミス 患者の肺がんの発見遅れ 患者はその後死亡 再検査を推奨する放射線科の報告を主治医が見落とす

名古屋大学病院で、医師が肺がんの疑いのある患者のCT検査結果を見落としてがんの発見が遅れ、その後患者が死亡していたことが分かりました。

CBC

名大病院によりますと、2016年3月、名古屋市天白区に住む高齢の男性が下腹部の痛みを訴え、CT検査を受けました。

CT画像には肺に影があり、この画像を診断した放射線科は再検査を推奨する内容のレポートをまとめて報告していましたが、男性の主治医はその記述を見落としていました。

CBC

その後、男性は検査から3年4か月経った2019年7月に肺がんと診断され、おととし3月に死亡しました。

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名大病院は医療ミスを認め、3月遺族に謝罪し、今後、賠償金を支払うということです。

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