小林製薬「紅麹」問題 サプリを摂取したことのある愛知県の2人が入院していることが明らかに 症状は不明

小林製薬の「紅麹」を使用したサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、愛知県は4月1日、サプリメントを摂取したことがある2人が入院していることを明らかにしました。

CBC

愛知県の大村秀章知事は1日、小林製薬が販売する「紅麹」の成分を配合したサプリメントを摂取したことのある2人が入院していることを明らかにしました。

1人は豊橋市在住、もう1人は県内の病院に入院しているということです。

愛知県は、2人の性別や症状を明らかにしていません。

県内で入院者が確認されたのは初めてです。

このほか、愛知県内では3月31日までに、県の保健所などに、小林製薬の紅麹を含む食品などを摂取したことがあり、倦怠感や吐き気など健康被害を訴える相談がこの2人を含む13件があったということです。

中には、医療機関の検査で腎機能の数値が異常だった人もいるということです。

県は「対象商品の摂取を直ちに中止し、体調不良などを疑う場合は医療機関を受診するとともに、保健所に相談してほしい」と呼びかけています。

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