全校児童5人の小学校で閉校式 「開校150周年の年、そして閉校の年…」 児童たちは4月から約10キロ離れた小学校へ
22日、愛知県設楽町にある全校児童5人の小さな小学校で閉校式が行われ、150年の長い歴史に幕を下ろしました。
(田峯小学校 村松敦雄校長)
「開校150周年の年、そして閉校の年…」
愛知県設楽町(したらちょう)の山間部にある田峯(だみね)小学校は、この地区唯一の小学校で150年の歴史があります。しかし、近年は児童の数が減り続けて全校児童が10人を下回るようになり、ことし4月からは別の小学校と統合されることになりました。
22日の閉校式には、3月19日に卒業したばかりの6年生の男子児童も参加しました。
(唯一の卒業生 竹下峻都くん)
「閉校してしまうのは悲しいけれど、田峯小学校の思い出は一生の宝物です。さようなら田峯小学校」
(在校生)
「さようなら田峯小学校」
田峯小学校の4人の児童たちは、4月から約10キロ離れた場所にある、田口小学校に通います。
03/22 17:13
CBCテレビ