下呂温泉の湯を能登半島地震の被災地に タンクローリーが現地の銭湯に向けて出発 住民ら約300人に提供へ

能登半島地震が発生してから、あすで2か月となります。

岐阜県の下呂温泉から温泉を届けようと29日朝、湯を運ぶタンクローリーが被災地に向けて出発しました。

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この取り組みは能登半島地震の被災者に、ひとときの安らぎを提供したいと下呂市や下呂温泉旅館協同組合が企画しました。

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29日朝の出発式には、現地に派遣される市の職員や組合員ら9人と下呂市の山内登市長が出席しました。

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下呂温泉の源泉からくみ上げられた湯は、専用のタンクで保温しながらタンクローリーなどで運び、石川県珠洲市の銭湯「海浜あみだ湯」へと届けられます。

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(下呂温泉旅館協同組合 村瀬輝行さん)
「少しでも温かい温泉に入っていただいて、被災した方々に喜んでいただけるよう頑張ります」

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下呂温泉の湯は、あす被災地の住民ら約300人に提供される見込みで、下呂市は今後も引き続き同様の支援を行っていくということです。

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