愛知県が新年度当初予算案発表 コロナ対策費が減り今年度を約1700億円下回る 子どもの熱中症や不登校への対策盛り込む

愛知県は9日、新年度当初予算案を発表しました。6年ぶりのマイナス予算となっています。

（愛知・大村秀章知事）
「龍のように愛知を成長・発展させる。『龍躍愛知』（りゅうやくあいち）予算とする」

愛知県の新年度の当初予算案は、一般会計の総額が2兆7900億円あまりで、今年度の当初予算を約1700億円下回り、6年ぶりのマイナスとなります。

新型コロナの対策費が大きく減少した一方、こどもの熱中症対策として県立高校の体育館や武道場への空調設備の整備に約45億円、不登校を経験したり外国にルーツを持つ子どもたちに対応する定時制・通信制高校や、夜間中学の設置に1億1500万円余りを計上しています。

この予算案は2月19日から始まる2月議会で審議されます。