5万羽の殺処分始まる 162羽のニワトリが死んだ養鶏場 高病原性鳥インフルエンザ感染を確認 

岐阜県山県市の養鶏場で死んだニワトリについて、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認され、県は1月5日、およそ5万羽の殺処分を始めました。

CBC

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(牧野恵美記者)
「午前11時半前です。ニワトリの殺処分のため、岐阜県職員らが山県市の養鶏場に入ります」

山県市の食肉用の養鶏場で1月4日、162羽のニワトリが死んでいるのが見つかりました。

このうち、10羽の遺伝子検査をしたところ、全てから陽性反応が出て、その後、高病原性鳥インフルエンザと確認されました。

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これを受け、岐阜県は5日から3日間かけて、職員ら合わせて約2000人の態勢で、この養鶏場で飼育されている約5万羽のニワトリの殺処分を始めたほか、半径10キロ圏内にある25の農場で飼育する、あわせて約158万羽のニワトリの移動や搬出を制限しました。

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岐阜県の養鶏場で鳥インフルエンザの感染が確認されるのは、2021年以来3年ぶりで、全国では今シーズン6例目となります。

鳥インフルエンザに感染したニワトリの肉や卵を食べても、人体に影響はないということです。

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