飲酒運転の車にひき逃げされ…女子大学生死亡 「ふらふらした運転」23歳男が再び現場へ フロントガラスに大きな傷 愛知県外で酒飲んだ後に長距離運転か
11月28日、名古屋市守山区で、20歳の女子大学生が車にひき逃げされて死亡しました。警察は、危険運転致死などの疑いで逮捕した23歳の男を立ち会わせて、12日に実況見分を行いました。
名古屋市守山区の交差点。今もたくさんの花が手向けられています。
2週間前、この場所で青信号で横断歩道を渡っていた、20歳の女子大学生の命が、飲酒運転の車によって奪われました。
(森本琴衣記者)
「現場となった交差点で、容疑者を立ち会わせての実況見分が行われています」
捜査員からの質問に時折頷くような仕草を見せたのは、名古屋市守山区の電気工事業・白坂翔容疑者23歳です。
警察によりますと、白坂容疑者は11月28日の夜、酒を飲んだ状態でワンボックスカーを運転し、守山区吉根の信号のある交差点で横断歩道を渡っていた大学生の水谷歌乃さん20歳をはねて死亡させ、そのまま逃げた疑いがもたれています。
事件発生の2時間半後に「人をはねたようだ」と知人が警察へ通報し、逮捕された白坂容疑者。調べに対して容疑を認めているということです。
(森本琴衣記者)
「現場には当時、白坂容疑者が乗っていた車両が用意されています。フロントガラスが大きく傷ついているのがわかります」
当時、歩行者側の信号が青、車側の信号は赤だったということで、12日の実況見分では、信号の見え方など当時の状況を確認したものとみられます。
現場周辺では「ふらふらした運転だった」との目撃情報も出ているこの事件。白坂容疑者は事件前、県外で酒を飲み長距離を運転していた途中だったということで、警察が飲酒の状況などを詳しく調べています。
12/13 15:16
CBCテレビ