カラオケで女子高校生に性的暴行の疑い、茨城県境町議を逮捕　警視庁

　女子高校生に性的暴行を加えたとして、警視庁は、茨城県境町議の佐怒賀康輔容疑者（32）=茨城県境町伏木=を不同意性交の疑いで逮捕し、17日発表した。黙秘しているという。

　石神井署によると、佐怒賀容疑者は昨年8月14日午後4～6時ごろ、東京都練馬区のカラオケボックスで、女子生徒が16歳未満と知りながら性的な暴行を加えた疑いがある。

　2人はSNSを通じて知り合い、事件当日以前にも複数回会っていた。この日、佐怒賀容疑者は女子生徒に会うために上京していたという。

　事件後、佐怒賀容疑者が「スマートフォンを初期化してほしい」と女子生徒に依頼し、女子生徒は応じていた。同月30日に女子生徒が保護者と同署に相談し、事件が発覚した。

　佐怒賀容疑者は当選1回の無所属。教育福祉常任委員会副委員長などを務めている。（遠藤美波）