四国で6時間に200mm以上の大雨 土砂災害の危険性が高まる

活発な雨雲が四国付近を通過していて、各地に非常に激しい雨を降らせています。わずか6時間で200mm以上の大雨になった所があり、土砂災害などの発生に厳重な警戒が必要です。

雨がピークを過ぎた後もしばらくは警戒を

今日28日(火)朝から四国では断続的に強い雨が降り、昼前からは高知県や徳島県を中心に非常に激しい雨となっています。

山沿いでは1時間に50mmを超える雨が降り、13時30分までの6時間で高知県香美市・繁藤で249.5mm、徳島県三好市・京上で202.0mmと200mmを超える雨を観測。いずれも5月として観測史上1位となる大雨です。3時間解析雨量でも多い所では150mm以上に達しているとみられます。

山沿いではでは土砂災害の危険度が高まっていて、徳島県と香川県の一部の地域に土砂災害警戒情報が発表されています。

高知県や香川県では14時頃にかけて、徳島県では15時頃にかけて非常に激しい雨の降る見通しで、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害などの発生するおそれがあります。雨がピークを過ぎた後もしばらくは危険な状況が続きますので、自治体の避難指示などに従い、安全な所で過ごすようにしてください。

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