沖縄県久米島で6月としては記録的な大雨 九州南部も24時間で200ミリ超え

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今日18日は低気圧や前線の影響で、沖縄や九州や四国を中心に雨の降り方が強まっています。沖縄県久米島では、24時間で300ミリ近い降水量を観測し、6月としては記録的な大雨に。九州南部も24時間で200ミリを超えた所があり、土砂災害に注意が必要です。

沖縄や九州・四国 大雨に

今日18日は、前線が大陸から九州南部を通り、関東の沿岸にのびています。また前線上の低気圧が九州にあって、東よりに進んでます。今朝にかけては、低気圧や前線周辺で雨雲が発達し、沖縄や九州、四国を中心に大雨となっています。

24時間降水量は、沖縄県の久米島では293.5ミリ(午前6時30分まで)と、6月としては観測史上1位を観測しました。
宮崎県えびの高原は227.5ミリ(午前4時20分まで)、鹿児島県屋久島は227.0ミリ(午前6時10分まで)と、大雨となっています。

また、明け方からは四国でも雨脚が強まり、高知県安芸市で1時間に78.0ミリ(午前5時40分まで)と、非常に激しい雨が降った所がありました。

※24時間積算雨量(上の図) 黄:100ミリ以上 オレンジ:150ミリ以上 赤:200ミリ以上

大雨エリアは東へ 土砂災害に注意・警戒

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今日18日は、沖縄では雨が続き、さらに雨量が増えるでしょう。午前8時現在、那覇市など沖縄本島地方では、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。大雨による土砂災害の危険度が高まっているため、早めの避難を心がけてください。

九州の雨は次第にやむものの、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。九州南部は、昼前にかけて土砂災害にご注意ください。奄美は、昼前まで激しい雨の降る所があり、引き続き、土砂災害に警戒が必要です。

四国は、昼頃までは高知県や徳島県を中心に雨が降るでしょう。線状降水帯が発生すると、同じような場所で猛烈な雨が降り続くおそれがあります。また、竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっています。雷の音が聞こえる・急に冷たい風が吹くなど、積乱雲が近づく兆しがある時は、頑丈な建物内に移動してください。

日中は、発達した雨雲がさらに東へ広がるでしょう。近畿や東海は昼頃にかけて、非常に激しい雨の降る所がありそうです。関東甲信は夕方頃にかけて、局地的に激しい雨が降るでしょう。土砂災害や低い土地の浸水などに注意、警戒してください。

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