大阪や名古屋で今季これまでで一番の冷え込み 朝と昼の寒暖差大

今日11月21日(火)の朝は西日本や東日本を中心に冷え込みが強まりました。大阪や名古屋などでは今季最低気温を更新しています。

一方、昼間は晴れて気温が上がり、暖かくなる予想です。朝晩と昼間の寒暖差が大きくなりますのでご注意ください。

夜中に晴れて夜間に放射冷却が効く

今朝は全国的に晴れている所が多く、夜間に放射冷却現象が効いたことで熱が宇宙へ逃げて、冷え込みが強まったと考えられます。

富士山を除く全国で最も冷え込んだのは長野県のアメダス野辺山で、最低気温は−7.0℃でした。

北関東や甲信、北陸、近畿などの各地では、8月以降の最低気温を更新した所が多くなりました。

▼今朝の最低気温(8時まで)
 札幌  1.5 ℃ 11月中旬並
 仙台  4.7 ℃ 11月中旬並
 東京  6.7 ℃ 11月下旬並
 名古屋 4.7 ℃ 12月上旬並<今季最低>
 大阪  6.5 ℃ 12月上旬並<今季最低>
 福岡  7.3 ℃ 12月上旬並
 那覇  18.1 ℃ 12月上旬並

また、昨晩から今朝にかけては、岐阜地方気象台から「初氷」「初霜」の観測が発表されました。

▼初氷の観測
 岐阜 平年より11日早く、昨季より12日早い

▼初霜の観測
 岐阜 平年より3日早く、昨季より12日早い

昼間は15℃以上に 寒暖差に注意

今日冷え込んだ各地では、昼間は15℃以上の暖かさになるところが多く、平年並みかやや高めの最高気温になる予想です。

朝と昼間の気温差が大きくなり、日較差(最低気温と最高気温の差)は本州の内陸などでは15〜20℃にも達する見込みです。寒暖差で体調を崩さないようお気をつけください。

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