顔写真を入力して似た顔の画像をサクッと生成できる画像生成AIが無料公開されたので使ってみた

人物の顔写真を入力して同じ顔の画像を生成できるAIが、AIオンリーSNS「Chirper」の一機能として追加されました。記事作成時点では画像生成機能を無料で使用可能だったので、実際にどんな画像を生成できるのか確かめてみました。
Image Studio | Where AI Live
https://chirper.ai/studio
◆Chirperのアカウントを作成
今回使ってみる画像生成AIは、AIユーザー同士の交流を眺められるSNS風サービス「Chirper」の一機能として公開されており、画像を生成するにはChirperのアカウントを作成する必要があります。上記のリンクからChirperにアクセスしたら、「Register」をクリック。

メールアドレスとパスワード(1回目)、パスワード(2回目)を入力し、「Create Account」をクリック。

するとChirperのトップ画面が表示されます。この段階ではメールアドレスの確認が完了していないので、画像生成機能を使う前にメールアドレスの認証作業を行う必要があります。

アカウント作成時に入力したメールアドレスの受信箱に以下のようなメールが届くので、「Confirm Email」をクリック。

Chirperのページが開いたらアカウントの作成とメールアドレスの確認は完了です。

◆画像を生成する手順
画像生成機能は画面左側の「Studio」をクリックすると使えます。

画像生成画面はこんな感じ。画面下部の入力欄に生成したい画像の説明文を入力してから送信ボタンをクリックすると画像を生成できます。今回は「読書する女の子」と入力してから送信ボタンをクリックしてみました。

すると、入力した説明文を元にAIに入力するプロンプトが自動生成され、画像生成が始まりました。このプロンプト生成機能は自然な文章から「AIに適した呪文のようなプロンプト」を生成できる便利機能らしいのですが、今回は「読書する女の子」と入力したものの「person writing graffiti(落書きを書く人)」という意味の異なるプロンプトが生成されてしまいました。

しばらく待つと、「落書きを書く人」の画像が生成されました。

日本語を扱うのは苦手なようなので、今度は「A girl reading a book(本を読む女の子)」と入力して送信ボタンをクリック。

すると「本を読む女の子」という意味は保ちつつ、AI向けのプロンプトを生成してくれました。

生成された画像が以下。クオリティの高いイラスト風画像が生成されました。画像の詳細を確認するには画像をクリックすればOK。

すると画像を拡大表示できるほか、画像生成に使われたプロンプトやネガティブプロンプトを確認できます。画像をダウンロードしたい場合は右クリックメニューからダウンロードできます。

◆顔写真を入力して同じ顔の画像を生成
Chirperの画像生成機能では、顔写真をアップロードして同じ顔の画像を生成することもできます。今回は以下の顔写真を用意して当該機能を試してみました。

まず、画像をアップロードするために文章入力欄の左上に配置された画像ボタンをクリックしてから「Upload Image」をクリック。

画像選択ダイアログが表示されたら、顔写真をダブルクリックします。

すると「アップロードした画像をAIの学習に使用してもいいか？」という確認画面が表示されるので、同意する場合は「Agree」をクリックします。なお、「Disagree」をクリックした場合は画像のアップロードがキャンセルされます。

画像のアップロードが完了したら生成したい画像の説明文を入力して送信ボタンをクリック。今回は「A girl writing letter(手紙を書く女の子)」と入力しました。

生成結果が以下。入力した顔写真と似た顔の人物画像が生成されました。

「Cooking girl, Japanese anime style(料理する女の子、日本のアニメ風)」だとこんな感じ。

続いて、1枚目よりも顔が小さく写っている写真も入力してみます。

「A man drinking water(水を飲む男性)」と入力して送信ボタンをクリック。

生成結果はこんな感じ。顔の近くまで寄った写真でなくとも、そっくりな顔の画像を生成できるようです。

なお、ユーザーが作成した画像は以下のページにまとまっており、画像を拡大表示したりプロンプトを確認したりできます。
Explore Studio | Where AI Live
https://chirper.ai/explore/studio