MidjourneyがAIトレーニングに用いた6歳児を含む1万6000人のアーティストリストの存在が発覚

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画像生成AI・Midjourneyのトレーニングに用いられたとされる、合計1万6000人以上のアーティストの名前が入ったリストの存在が明らかになりました。リストにはウォルト・ディズニーや草間彌生、フリーダ・カーロなどの著名アーティストも含まれていました。
Midjourney developers caught discussing laundering, and creating a database of Artists (who have been dehumanized to styles) to train Midjourney off of. This has been submitted into evidence for the lawsuit. Prompt engineers, your “skills” are not yourshttps://t.co/wAhsNjt5Kz pic.twitter.com/EBvySMQC0P— Jon Lam #CreateDontScrape (@JonLamArt) December 31, 2023
Leaked: the names of more than 16,000 non-consenting artists allegedly used to train Midjourney’s AI
https://www.theartnewspaper.com/2024/01/04/leaked-names-of-16000-artists-used-to-train-midjourney-ai
ライアットゲームスの開発者であるジョン・ラム氏の指摘によると、このリストはMidjourneyの開発者らがトレーニングでスタイルを模倣するために選出したアーティストの名前が列挙されたもの。
「Midjourney Style List」の名称でGoogleスプレッドシートで公開されていましたが、情報流出が判明するとファイルは削除されました。しかし、すでにInternet Archiveに保存されていたほか、コピーが出回る状態となっています。
以下はInternet Archiveに保存された当該ファイルです。
Midjourney Style List - Google Drive
https://web.archive.org/web/20231231203837/https://docs.google.com/spreadsheets/d/1MEglfejpqgVcaf-I-cgZ5ngV_MlaOTeGXAoBPJO69FM/htmlview#

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ラム氏が示したスクリーンショットでは、Midjourneyのデイビッド・ホルツCEOがトレーニングデータにアーティストが追加されるのを歓迎しているほか、メンバーが著作権問題について「あなたがしなければならないのは、スクレイピングされたデータセットを使うことだけで、モデルのトレーニングに何を用いたかはきれいさっぱり忘れてしまうことです」と言及しています。
リストには、2023年に起こされた集団訴訟の訴状に名前が出てくるアーティストも多く含まれていました。
画像生成AI「Stable Diffusion」と「Midjourney」に対して集団訴訟が提起される - GIGAZINE

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この訴訟は、裁判所により棄却されています。
画像生成AI「Stable Diffusion」や「Midjourney」に自作品の著作権を侵害されたとするアーティストたちの集団訴訟が裁判所によって棄却される - GIGAZINE

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しかし、2023年11月に内容を改め原告を追加、さらに被告に映像生成のRunway AIも加えた上で、再び訴状が提出されています。
ラム氏は「生成AIの技術者たちは、もう訴訟は死んだようなものだと思っているのかもしれませんが、まだ生きていて、さらなる証拠と原告を追加しています」と言及しました。
Gen Ai techbros would have you believe the lawsuit is dead or thrown out, no, the lawsuit is still alive and well, and more evidence and plaintiffs have been added to the casefile.
Updated Casefile here.https://t.co/uTqs6grWRE— Jon Lam #CreateDontScrape (@JonLamArt) January 2, 2024

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