フレックスカードを駆使して色やルールをどんどん変えて高い戦略性で楽しめる「ウノ フレックス」で遊んでみた

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定番カードゲーム「ウノ」に、2つの色が1枚になった「フレックスカード」や、ルールを変えることが可能な「フレックス記号カード」を加えた「ウノ フレックス」が2023年4月29日から登場しています。「ウノ フレックス」では、通常のウノのルールに加えて、フレックスカードなどを駆使することで、これまでのウノでは不可能だった大逆転が狙えるとのこと。そんなウノ フレックスが編集部に届いたので、実際に遊んでみました。
ウノ フレックス | Mattel Games マテル ゲーム | Mattel マテル
https://mattel.co.jp/toys/mattel_games/mattel_games-15238/
「ウノ フレックス」のパッケージはこんな感じ。プレイ人数は2~8人を想定しており、対象年齢は7歳以上です。

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パッケージの中には、カードと説明書が入っていました。

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ゲームで使用するカードには、(PDFファイル)通常のウノと同様に数字の書かれたカードやドロー2、リバース、スキップのカードがあります。

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「ウノ フレックス」にはいくつか独自のカードがあります。その1つが表面に緑のチェックマーク、裏面に赤の✕印が描かれた「パワーカード」です。パワーカードはプレイヤーにそれぞれ1枚ずつ配られ、使用するとプレイするカードの内容を変更することができます。使用済みのパワーカードは、全員がパワーカードを使い終えたときか、一部カードに存在する「パワーカード裏返し」効果により、再び未使用状態に戻ります。

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「フレックスカード」はカードに2種類の意味が持たされているカード。以下のカードは「赤の7」ですが、パワーカードを使うとフレックスの「黄色の7」にチェンジします。なお、フレックスの意味を持つのは自分の手番の時だけで、次の手番以降はこのカードを「赤の7」として扱います。

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ドロー2やリバース、ワイルドなどの特殊カードも「フレックス記号カード」となり、パワーカードを使うことで、フレックス効果を発動可能です。

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「フレックス ドロー2」は、通常のプレイだと次のプレイヤーに2枚カードを引かせる効果ですが、フレックスだとプレイヤー全員にカードを1枚ずつ引かせる効果になります。

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「フレックス リバース」のフレックスはリバースとスキップが同時に発動し、進行方向が逆になると同時に次のプレイヤーの手番が飛ばされます。

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「フレックス スキップ」のフレックスは、プレイヤー全員をスキップして再び自分に手番が回ってきます。

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「フレックス ワイルド ドロー2」のフレックスは、通常のワイルドカードの「場のカードが何であっても捨てることが可能で、好きな色を宣言できる」という効果に加え、「2人のプレイヤーを選択し、カードを2枚ずつ引かせる」という効果が追加されます。

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「フレックス ワイルド オールドロー」のフレックスは、通常のワイルドカード効果に「プレイヤー全員にカードを2枚ずつ引かせる」という効果が追加されます。

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「フレックス ワイルド ドロー4」のフレックスは、ドロー4カードの効果に「4人のプレイヤーを選び、カードを4枚ずつ引かせる」という効果が加わります。なお、「他に出せるカードがあるときは出してはいけないが、バレなければ出してもよい」などのワイルド ドロー4に関するルールや罰則は通常のウノと同様です。

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「フレックス ワイルド フリップ」は、好きな色を宣言しつつ、全員のパワーカードをひっくり返すことが可能です。

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一部の数字カードには、「裏返しアイコン」が描かれており、このカードを出したプレイヤーは自身のパワーカードを必ずひっくり返す必要があります。使用済みのパワーカードを未使用に戻すことができる一方、パワーカードをまだ使ってない状態だと効果を得ることなく裏返さなければならないというリスクがあります。

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今回は、「ウノ フレックス」を4人でプレイしてみます。まずは4人のプレイヤーに手札を7枚ずつ配り、山札から1枚表にします。また、1人につき1枚ずつパワーカードを配り、緑の面が表になるようにして置いておきます。

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同じ色もしくは数字を出していく基本的な進め方は通常のウノと同様ですが、「場のカードにマッチするカードが手札にないので、どうしても緑から青に変えたい」時などはフレックスカードを出し、パワーカードを裏返します。今回の場合、次のプレイヤーからは出されたカードを「青の7」として扱うことになります。

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プレイを進めていくと、裏返しアイコンの付いたカードを出されました。

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この場合、出したプレイヤーはパワーカードを裏返します。このように、一度パワーカードを使用してしまっても、裏返しアイコンの付いたカードを出すことで、再度使用可能になります。

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パワーカードの裏返しはフレックス ワイルド フリップを出すことでも可能なほか、プレイヤー全員のパワーカードが赤の×になった場合、全員緑の面に戻すことが可能です。

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通常のウノのルールと同様、使えるカードを持っているにもかかわらず、ワイルド ドロー4を使うことは反則とされており、次のプレイヤーはワイルド ドロー4を反則で使用していると思った場合「チャレンジ」をコールします。疑われたプレイヤーは、手持ちのカードをコールしたプレイヤーにだけ開示します。今回は赤のカードを持っているにもかかわらず、ワイルド ドロー4を使用してしまい、それを指摘されたため、反則となります。

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反則したプレイヤーはワイルド ドロー4のルール通り4枚引くことに加え、罰としてさらに2枚引かなければなりません。

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手持ちのカードが2枚になって、そのうちの1枚を捨てるとき「ウノ!」と宣言するルールはそのまま。宣言を忘れていることを他プレイヤーに指摘された場合、そのプレイヤーは山札からカードを2枚引きます。

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手札を出し切って上がったプレイヤーは、他のプレイヤーの残り手札分の合計点数を得点とします。0~9までの数字カードは数字通りの得点で、特殊カードはフレックスか否かは無関係でドロー2・リバース・スキップが20点、ワイルド系統が50点。ラウンドごとに得点を合計し、最初に得点が500点に達したプレイヤーが勝利となります。

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実際にウノ フレックスをプレイしてみると、通常のウノの「手札が少なくなってくると出せるカードがなくなる」という難しさをフレックスカードが解決してくれます。フレックスカードが加わることで、1ゲーム当たりの所要時間は確かに増えてしまいますが、さまざまなルールが追加されることで、戦略の幅が大きく広がるゲームになっていました。

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「ウノ フレックス」の希望小売価格は税込1210円で、記事作成時点ではAmazon.co.jpで税込654円で入手可能です。
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また、ウノ フレックスは以下のプレゼント記事からも入手できます。
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