トヨタが「86オープン&ワゴン」実車展示! 「LFAオープン」も間近で見られる!? 国内外の激レア車がある博物館とは

各自動車メーカーは博物館(ミュージアム)を持っています。基本的には自社のクルマやバイクが展示されますが、トヨタが展開するトヨタ博物館では国内外のメーカーや車種を問わず幅広いコレクションを保有しています。どのような特徴があるのでしょうか。

トヨタ博物館で激レア車が見られる!

 トヨタ博物館は2024年1月26日から「蔵出し展」を開催します。さらに今後も激レア車が展示されるイベントを開催する予定です。
 
 どのような博物館なのでしょうか。

トヨタ「FT-86 Open Concept(2013 年)」も見られる!

トヨタ「FT-86 Open Concept(2013 年)」も見られる!

 各自動車メーカーは博物館(ミュージアム)を持っています。ホンダであれば「Honda Collection Hall」、日産は「NISSAN HERITAGE COLLECTION」、マツダは「マツダミュージアム」。

 スズキは「スズキ歴史館」、スバルは「スバルビジターセンター」、三菱は「三菱オートギャラリー」、ダイハツはヒューモビリティワールド」などを展開。

 基本的には自社のクルマやバイクが展示されますが、トヨタが展開するトヨタ博物館で、国内外のメーカーや車種を問わず幅広いコレクションを保有しています。

 常設展示車両140台のほかに400台あまりの歴史的に貴重な車両を収蔵しています。

 その特徴は世界初のガソリン車から最新の電気自動車まで世界中の自動車の進化と文化を体系的に紹介している他、ほとんどの展示車両は道路に適した状態に維持されています。さらには約4000点の自動車関連の文化品も展示。

 今回、2024年1月26日-6月30日に開催される「お蔵出し展」では収蔵車400台の中からレアな13台を展示。

 60年前に日本や欧州の道を庶民の足として走り回った大衆車、1960年-1970 年代の日欧米の伝説的なスポーツカー、1964年の東京オリンピックで選手の移動をサポートしたコミューターバス。

 日本車でありながら日本には導入されなかった海外市場専用車など 5つのテーマに分けて紹介されます。

 展示車両(テーマ別・年代順)は以下の通りです。

 ● 1950-60 年代の日本と欧州の大衆車
  DAF 600(1959 年・オランダ)
 トラバント 601 ユニバーサル(1965 年・東ドイツ)
 三菱 コルト 1000F(1968 年・日本)

 ●日米欧、憧れのスポーツカー3 選
  シボレー コルベット スティングレイ(1963 年・アメリカ)
 日産 スカイライン GT-R(1970 年・日本)
 ロータス エラン S4(1972 年・イギリス)

 ●日本では見られない日本車
 トヨタ バンデランテ(2001 年・ブラジル)
 トヨタ ハイラックス VIGO(2005 年・タイ)
 トヨタ アイゴ(2006 年・チェコ)

 ●昭和のコミューターバス
  トヨタ ライトバス(1963 年・日本)

 ●トヨタ博物館が収蔵する二輪車
 三菱 十字号 自転車(1947 年・日本)
 三菱 シルバーピジョン(1949 年・日本)
 ホンダ スーパーカブ CA100 型(1962 年・日本)

トヨタ博物館が収蔵する二輪車、三菱「シルバーピジョン(1949 年・日本)」

トヨタ博物館が収蔵する二輪車、三菱「シルバーピジョン(1949 年・日本)」

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 また「お蔵出し展」以外にも「86 コンセプトカー展示」(2月14日-5月6日)では、トヨタ「FT-86 Open Concept(2013 年)」、トヨタ「86 シューティングブレーク(2016 年)」を展示。

 さらに「春だ!今こそオープンカー 走行披露会」(3月20日)では、トヨタ「2000GT ロードスター(1967 年)」、レクサス「LFA スパイダー(2012 年)」がお披露目される予定です。

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