東北中央道「山形PAスマートIC」3月開通! 山形市に新たな出入口が誕生 通行料金は?

東北中央道の山形PAスマートICが2024年3月に開通します。どのようなメリットが見込まれるのでしょうか。

山形PAに併設

 山形市とNEXCO東日本東北支社は2024年1月19日、共同で整備を進めてきた東北中央道の山形PAスマートICが、3月24日15時に開通すると発表しました。

山形PAスマートICの完成イメージ(画像:NEXCO東日本)

山形PAスマートICの完成イメージ(画像:NEXCO東日本)

 山形PAスマートICは、山形上山ICから北へ7.4km、山形中央ICから南へ3.0km、山形市街からだと西側の山形PAに開設されます。

 総事業費は19.8億円。2019年10月に国土交通省が事業許可し、2022年4月から本体工事が進められてきました。

 上下線とも、ETC搭載の全車種が24時間利用できます。一般道は市道西部工業団地村木沢線に接続します。

 山形県によると、スマートIC周辺は、年間約30万人の来園がある西公園をはじめ、温泉、史跡、観光農園などのレジャー・観光施設や、工業団地、産業団地が隣接しており、さらには農作物集出荷所も点在。

 そのため、スマートICの設置により、産業振興、交流人口の拡大などが図られ、地域経済の活性化が期待されるといいます。

 また、高度救急医療機関への搬送利用や、周辺市町からのアクセス向上による広域連携機能の強化なども見込まれることから、東北中央道のストック効果を活用した多面的かつ広域的な整備効果も期待できるとしています。

 山形PAスマートICへの通行料金(ETC通常料金、普通車)は、東北道の浦和本線から8350円(村田JCT経由)、福島飯坂ICから3040円、仙台宮城ICから2180円(同)です。

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