【連載】大人のための学び直し! ひらがなレッスン - 第5回「な行」

02/08 11:05 au Webポータル

手書き文字がうまく書けない。でもペン習字帳を買って練習する気にはなれないし、そんな時間もない……。そんなモヤモヤを抱えている大人のみなさん!

どこか1カ所だけ気をつければ字がきれいに見える、そんなコツがあるなら知りたいと思いませんか?

日本語のキホン「ひらがな」がきれいに書けるようになるワンポイントを、書家・エッセイストとして活躍されている清水 恵(しみず けい)先生に教えていただくこのコラム。

第5回目は「な行」のひらがなを書くときのワンポイントをご紹介します。

ひらがなワンポイントレッスン

「な」にげない感じで!

「な」は、苦手ひらがなナンバーワン!かもしれないけれど、2画目から4画目を何気なくつなげるようにすればうまくいきます。

「に」っこりほほえみながら!

「に」は、にっこり笑顔をつくって、たおやかに書きましょう! 3画とも丸みが命。左右の間隔もしっかり空けて。

「ぬ」けめなく最後まで!

「ぬ」は、丸いイメージの字だけど丸っこくしないで! そこは抜け目なく直線をはらみながら大きくゆっくり回すのがコツ。大きめに書くといいよ!

「ね」ばりが肝心!

「ね」は、しなやかで粘りのある線で仕上げるのがコツ! 1画目に2画目を絡ませるあたりに気をつけて。そして大きく回しながら、大きめに書きましょう。

「の」んびりした緊張感!

「の」は、のんびりした気持ちのなかに、緊張を持って回す。大小の「○」が1つずつ入るようにね!

来週(2月12日)のレッスン

本コラムは平日毎日更新!「あ行」から「わ行」までの全10回でお届けします。

明日・明後日、祝日となる月曜の更新はお休みです。
来週、2月12日(火)は「は行」のワンポイントをお伝えします。お楽しみに!

執筆者

清水 恵(しみず・けい)

清水 恵(しみず・けい)
東京書道会、毎日書道会の審査会員、会員を経て、文字の幅広い可能性を追究しようと、書壇を離れてキャレモジに所属。インテリア書、筆文字ロゴも数多く手がける。文科省硬筆検定1級所持。手書き文化振興会主宰。著書に『美文字はあきらめなさい~自分らしく上達する10のコツ~』(白夜書房・刊)がある。

『美文字はあきらめなさい~自分らしく上達する10のコツ~』(白夜書房・刊)

ジャンルで探す