【連載】大人のための学び直し! ひらがなレッスン - 第4回「た行」

02/07 11:05 au Webポータル

手書き文字がうまく書けない。でもペン習字帳を買って練習する気にはなれないし、そんな時間もない……。そんなモヤモヤを抱えている大人のみなさん!

どこか1カ所だけ気をつければ字がきれいに見える、そんなコツがあるなら知りたいと思いませんか?

日本語のキホン「ひらがな」がきれいに書けるようになるワンポイントを、書家・エッセイストとして活躍されている清水 恵(しみず けい)先生に教えていただくこのコラム。

第4回目は「た行」のひらがなを書くときのワンポイントをご紹介します。

ひらがなワンポイントレッスン

「た」れないように!

「た」は、3~4画目が垂れ下がらないように! 1~2画目との間も「○」が1つ入るぐらい空けて。

「ち」ぢこまらないように!

「ち」は、2画なので簡単に書けますが、2画目はゆっくり反らせながらちぢこまらないで。

「つ」るんと仕上げて!

「つ」は、卵の形をイメージしながらおおらかに! つるんとまろやかな線で仕上げるのがコツ!

「て」りを出して!

「て」は、伸びをするように反らして仕上げます。変に屈折させないで、照り輝く感じで。

「と」んとリズミカルに!

「と」は、1画目から2画目に移るとき、「トン」とリズミカルに! 「○」が1つ入るくらいにするといいけど、小さめに。

明日(2月8日)のレッスン

本コラムは平日毎日更新!「あ行」から「わ行」までの全10回でお届けします。

明日、2月8日(金)は「な行」のワンポイントをお伝えします。お楽しみに!

執筆者

清水 恵(しみず・けい)

清水 恵(しみず・けい)
東京書道会、毎日書道会の審査会員、会員を経て、文字の幅広い可能性を追究しようと、書壇を離れてキャレモジに所属。インテリア書、筆文字ロゴも数多く手がける。文科省硬筆検定1級所持。手書き文化振興会主宰。著書に『美文字はあきらめなさい~自分らしく上達する10のコツ~』(白夜書房・刊)がある。

『美文字はあきらめなさい~自分らしく上達する10のコツ~』(白夜書房・刊)

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