「顔出ししてたの気の毒」水原一平氏の妻　夫の“非道手口”続々発覚で寄せられる同情の声「一夜で奈落の底に」

違法賭博疑惑によってロサンゼルス・ドジャースを電撃解雇されることとなった、大谷翔平（29）の元通訳である水原一平氏（39）。その詳細が明らかとなるなか、SNSでは水原氏の妻に同情する声が寄せられている。

さかのぼること3月15日、Instagramのストーリーで大谷は真美子夫人の姿を初めて公開した。写真には水原夫妻の姿もあり、そのタイミングで水原氏の妻も初めて顔出しすることに。公私共に大谷をサポートしてきた水原氏は人気も高かったため、Xでは「一平さんの奥様」がトレンド入りするほど大きな注目を集めた。

そして16日の夜に開催されたドジャースのディナー会に、水原氏は妻を伴って参加。この時の様子を球団専属カメラマンであるジョン・スーホー氏がInstagramにアップしており、そこには私服姿の水原夫妻が仲睦まじく寄り添う2ショットもあった。さらに水原氏の妻は同月20日、韓国で行われたパドレスとの試合を真美子夫人や大谷の母親と一緒に観戦する姿が目撃されていた。

ところが翌日、違法賭博疑惑によって水原氏はドジャースを解雇されることにーー。報道によると違法なブックメーカーで賭博していた水原氏は「大谷から巨額の窃盗を行った」として、大谷の代理人弁護士から告発されたという。

「アメリカのスポーツメディア『ESPN』が電話インタビューを行ったところ、水原氏は’22年末までに100万ドル以上を失い、友人や家族から借金をしていたと告白。さらに『妻は今に至るまで、このことについて何も知りませんでした』と話しており、奥さんに“ギャンブル依存症”や借金をひた隠しにしてきたと明かしました」（前出・スポーツ紙記者）

水原氏が解雇されて以降、妻は公の場に姿を現さなくなった。また水原氏の妻が管理している、水原家の愛犬を紹介するInstagramアカウントには《はやく大谷のフォロー外してください》《大谷さんからお金取ったって本当なんですか？》などの厳しいコメントが寄せられ、その後、同アカウントはコメント欄を閉鎖。水原氏の違法賭博疑惑は、妻にも影響を与えてしまった。

そんななか4月12日、水原氏の違法賭博疑惑をめぐって捜査当局が会見を開いた。そこで明らかになったのは、水原氏が’21年11月から今年1月にかけて、大谷の口座から本人に無断で1600万ドル以上、日本円で実に24億4800万円以上を不正に送金していたことだ。

さらに’21年9月から違法賭博に手を出した水原氏は数ヵ月後に多額の損失が出始めたことで、大谷の銀行口座の連絡先を自身の電話番号と関連するメールアドレスにひも付くように変更したとみられている。大谷だと偽って銀行に電話をかけ、大谷の銀行口座から送金を試みたこともあったという。

米スポーツ専門局の「ESPN」によると、連邦当局は水原氏を、銀行詐欺の容疑で告発する訴状を提出。最高100万ドル（約1億5300万円）の罰金または、最高30年の懲役が科せられるという。

続々と水原氏の非道な手口が明らかとなり、ネットでは大谷を慮る声が相次いでいる。同時に、公に顔出しした直後に夫が違法賭博で解雇された上に、夫の悪事を知ることとなった水原氏の妻への同情の声も後を絶たない。夫の不祥事に巻き込まれる形となった水原氏の妻に対して、Xではこんな声が上がっている。

《水原一平氏の奥さん、韓国戦を大谷翔平選手の家族と一緒に観戦して幸せの絶頂に有ったと思われるのだが？、一夜で奈落の底に?!。奥さんが一番可哀想？に思える》
《一平さんの奥さん、何も知らなかったなら可哀想すぎるよなぁ…　顔が公になった直後にこんなことになってしまって、交友関係にも響きそうだし…》
《クビになる直前に奥さんが顔出ししてたの気の毒だなあ》
《結局水原一平の奥さんが一番心配》