【ローズS】リアアメリア、世代トップ奪還へ最強ボディー完成 川田「凄く良かった」

川田が乗り、芝コース単走で軽めに追い切られたリアアメリア

 秋華賞トライアル「第38回ローズS」(20日、中京)で復活を期すリアアメリアが16日、主戦の川田将雅(34)を背に栗東芝コースで軽快なフットワークを披露した。ひと夏越えて迫力満点のボディーはさらにパンプアップ。期待を背負いつつ敗れた春の悔しさを晴らす時が来た。

 準備は万全だ。ローズSの主役リアアメリアは開門直後に芝コースへ。デビューから主戦を務める川田を背に単走で追い切った。序盤はゆったりした入りで折り合い重視。4角付近から徐々にペースを上げて直線に入った。軽快なフットワークでスピード感たっぷり。ゴール前は抜群の切れ味で5F69秒8~1F11秒4を馬なりでマークした。呼吸ピッタリで川田は手応え十分。

 「ここまで丁寧に積み重ねてきました。順調に夏を過ごせた感じですね。雰囲気は凄く良かったです」

 デビューから2連勝でG3アルテミスSを制覇。牝馬クラシックの最有力候補に躍り出た。しかし、1番人気を背負った2歳女王決定戦の阪神JFは道中進んでいかず6着。桜花賞は10着に大敗した。中内田師は「桜花賞は道悪(重馬場)で全く走れなかったですし、あの2走は競馬になりませんでした」と振り返る。負け続きで参戦した前走のオークスは評価が急落(8番人気)。それでも、能力さえ出し切れれば…と、トレーナーには自信があった。レースは後方から直線勝負に徹する。ゴール前で鋭く追い上げると、勝ち馬デアリングタクトから0秒3差の4着に健闘した。「最後までしっかり走ってくれましたね。久々にこの子らしい競馬ができました」と合格点を付ける。不振を脱したところで、夏はじっくり充電。成長盛りの3歳馬。見る見るうちに馬体はたくましく成長してきた。

 「元々見栄えする女の子ですが、体が増えて、今回はさらに良く見せています。順調に調整をこなせているので、次につながる競馬を期待しています」

 成長を証明する時が来た。2冠馬が待つ秋華賞で改めて最前線に立つために、ここは結果が求められる。

 【ディープ産駒は過去最多6勝】ディープインパクト産駒はローズSでサンデーサイレンス産駒と並ぶ最多6勝を挙げており、12、18年は1~3着を独占。今年はオークス4着リアアメリア、同9着リリーピュアハート、同11着デゼル、1勝クラスVから連闘するオーマイダーリンの4頭が出走予定。

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