池江の白血病公表に平井コーチは絶句「ナショナルチームにとっても大打撃」

競泳日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(55)が12日、白血病を公表した池江璃花子(18=ルネサンス)について語った。グアム合宿から成田空港に帰国し、取材に応じた。

グアムでの合宿から帰国し報道陣の質問に答える水泳日本代表・平井ヘッドコーチ(撮影・沢田 明徳)

「今朝の練習中に上野副会長と三木コーチから連絡をもらった。最初聞いたときは絶句です。声も出なくて信じられない感じでした」と振り返り、「(池江は)有力選手の1人であることは間違いないです。今年の世界水泳でも来年の東京五輪でも活躍してくれる選手だと信じておりました、というのも変な感じですけど。信じています」と語った。

全日本選手権の欠場が決まり、世界水泳のリレーメンバーの再編成も迫られる。「多くのリレー種目の中心であることは間違いありません。彼女が出られないのはナショナルチームにとっても大打撃。今年の世界水泳で、来年の五輪のリレーの出場権を取らないといけない。彼女のことは心配です。それと同時に東京五輪に向けて代表権を取れるようにいろいろ考えたいと思っています」と考えを明かした。

この日の航空機内でインターネットをつなぎ、緊急会見の様子を見守ったという。「強い気持ちで病気に向かい合っていると知りました。復帰を頭に置いて、闘病、治療をされると思う。我々ナショナルチームは選手、コーチ、スタッフ一致団結して頑張っていくことが彼女の応援にもなる。まずは頑張ってくださいということと、我々も頑張りますとお伝えします」と語った。

池江はオーストラリア合宿中に体調に異変が生じた。「(上野副会長が)事態が事態なので、なかなか申し上げにくいことだと言うことで、言えないことがあってすまない、とおっしゃられていた。体調不良としか分からなかった。理由を聞いたら、軽々しく言えるものではないと理解できました」と振り返り、「まさかこのような病気だとは思いませんでした。1度2度、JISSで練習している時に疲れているのかと思った。大会の結果を見て、おかしいなと思っていました。まさか、このような事態になるとは思いませんでした」と話した。

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