寺地拳四朗、2階級制覇…WBCフライ級をTKOで制す

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王座決定戦が13日、東京・有明アリーナで行われ、同級1位の寺地拳四朗(BMB)が同2位のクリストファー・ロサレス(ニカラグア)を11回TKOで破り、新王者になった。寺地はライトフライ級との2階級制覇を達成した。

2回、クリストファー・ロサレス(右)を攻める寺地拳四朗(13日)=須藤菜々子撮影

  寺地拳四朗 (てらじ・けんしろう) 京都府出身。32歳。2014年にプロデビュー。17年にWBCライトフライ級王者となり、21年に敗れるまで8連続防衛に成功。22年3月に王座を奪回し、同11月にWBA同級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)を破って2団体統一。今年7月、WBA、WBC同級王座返上。戦績は24勝(15KO)1敗。

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