関学アメフト部、1人を無期限活動停止処分…日本協会の毛髪検査を唯一拒否した点を問題視

 関西学院大アメリカンフットボール部の5選手が日本代表活動中に規律違反を犯したとして、日本協会が処分を下した問題で、同部が3日、大阪市内で記者会見し、1人を無期限活動停止とするなど同部としての処分を発表した。

関西学院大

 日本協会は8月30日、6月にカナダで行われたU20(20歳以下)世界選手権で「大麻を含むとみられる製品を所持、使用した」として、選手1人の日本代表資格を無期限停止にしたと発表。他の4選手も1~2年間の代表資格停止処分を受け、同部も独自に調査を進めていた。

 同部は無期限停止処分を受けた選手について、他の4人が受けた協会の毛髪検査を唯一拒否した点を問題視し、部での活動を無期限停止とした。一方、違法薬物に関しては物的証拠がないことから「所持・使用をしたかどうかの判断は留保する」とした。

 また、別の選手1人は毛髪検査で陰性だった一方、大麻を含む疑いのある製品を現地で廃棄するなどの行為があったとして、開催中の秋季リーグ出場停止処分とし、残る3選手は厳重注意などとした。

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