久保凛800m優勝「やっぱり2周目で落ちてしまう」…男子も日本記録持つ高校生が制す

 陸上のチャレンジカップが29日、新潟デンカビッグスワンスタジアムで行われた。男子800メートルは落合晃(滋賀・滋賀学園高)が1分46秒88で、女子800メートルは久保凛(大阪・東大阪大敬愛高)が2分1秒25で、いずれも日本記録保持者の高校生が優勝した。男子100メートル決勝は小池祐貴(住友電工)が10秒28(向かい風1・0メートル)で、女子100メートル決勝は 御家瀬みかせ 緑(同)が11秒58(追い風0・1メートル)で制した。

久保凛(7月31日撮影)

 今夏の全国高校総体男子800メートルで1分44秒80の日本新記録を樹立した落合が、社会人や大学生を振り切って快勝した。しかし、来年の世界選手権東京大会の参加標準記録(1分44秒50)を狙っていただけに、「勝てたことは良かったけど、悔しさもあるレースだった」。8月のU20(20歳未満)世界選手権で銅メダルを獲得したホープは「まだまだスピードも体力もつけないといけない」と語った。

男子800メートルを制した落合晃

  久保凛 「やっぱり2周目で落ちてしまう部分があるので、もう少し持久力をつけることは必要かなと思っている」

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