パリ五輪代表・鵜沢飛羽、陸上200mでV…最後のインカレ「4年間が終わっちゃったんだな」

 陸上の日本学生対校選手権最終日は22日、川崎市で行われ、男子200メートル決勝でパリ五輪代表の鵜沢 飛羽とわ (筑波大)が20秒64で2年ぶり2度目の優勝を果たした。

男子200メートル決勝を制した鵜沢飛羽

 4年生の鵜沢はこれが最後のインカレで、「4年間が終わっちゃったんだな」と感慨にふけった。前々日の100メートル決勝で5位、前日の400メートルリレー決勝では2走を務めて7位と、大車輪の活躍で疲労 困憊こんぱい 。それでも主戦場の200メートルで負けるわけにはいかず、五輪代表の貫禄を見せつけた。

 パリ五輪では準決勝に進出したスプリンターは来年の世界選手権東京大会を見据え、「200メートルで決勝進出、19秒台、リレーでも自分が走ってメダルを取ること。これを達成したい」と意欲を示した。

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