池慧野巨がXゲームズ千葉大会優勝、ナイジャら抑える「マジで久々」…今大会の日本勢初

 アクションスポーツの国際大会「Xゲームズ」千葉大会(読売新聞社協力)は21日、スケートボード男子ストリート・ベストトリックが行われ、池 慧野巨けやき が優勝。今大会、日本勢初の金メダルとなった。

スケートボード・ベストトリックで優勝した池慧野巨(21日、千葉市の幕張メッセで)

 今大会のこの種目は、20分間で出場選手が次々に技を披露し、その出来によって、順位が変わるというルール。池は、前半に「ノーリー・ビッグスピン・ヒールバックテール」を決めて、トップに立つと、そのまま首位を譲らずに優勝を決めた。

 パリ五輪の男子ストリート銅メダルのナイジャ・ヒューストン(米国)や、パリ五輪カナダ代表のコルダノ・ラッセルを抑えての快挙だった。

スケートボード・ベストトリックで優勝した池慧野巨(21日、千葉市の幕張メッセで)

 最近の大会では、表彰台の真ん中から遠ざかっていた池。「最近、日本人がうますぎてコンテストでは勝てないと思っていた」と明かし、「優勝した記憶がないし、マジで久々。うれしいです」と笑顔を見せた。

▽順位は以下の通り
1位 池慧野巨
2位 コルダノ・ラッセル(カナダ)
3位 ナイジャ・ヒューストン(アメリカ)
4位 小野寺 吟雲ぎんう
5位 佐々木 来夢らいむ
6位 フェリペ・モタ(ブラジル)
7位 ケルビン・ホフラー(ブラジル)

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