パラのメダリスト続々代表に…マラソン道下美里「連覇目指す」、車いすラグビーは池透暢ら

 2021年の東京パラリンピックでも活躍したアスリートがパリ大会の日本代表に続々と名乗りを上げている。

パリ・パラリンピック出場が決まった道下美里(左)。2連覇を目指す

 陸上では、東京大会の最終日に行われた女子マラソン(視覚障害T12)で悲願の金メダルを手にした道下美里(三井住友海上)が2位だった16年リオデジャネイロ大会から3大会連続となるパラ出場を決めた。

 東京大会後、故障にも苦しんだが、昨秋の東京レガシーハーフマラソンで世界記録を樹立。今年4月、茨城県でのレースを制して代表入りを確実にすると、「目指すのはもちろんパラリンピック連覇。(伴走者らと)みんなでやっていきたい」と語っていた。

 マラソンではこのほか、東京パラ男子(視覚障害T12)銅メダルの堀越信司(NTT西日本)や女子(車いすT54)で4位だった土田和歌子(ウィルレイズ)もパリの切符をつかんだ。夏冬9度目のパラリンピックとなる土田は東京大会ではトライアスロンとの「二刀流」だったが、パリではマラソン一本に絞る。

 車いすラグビーもリオ、東京両大会銅メダリストの池透暢(日興アセットマネジメント)や池崎大輔(三菱商事)ら経験豊富な選手がチームの主軸として名を連ねた。

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