ハンドボール男子、フェロー諸島に快勝…手負いの司令塔・安平光佑が最多8得点

後半、シュートを放つ安平光佑

 ハンドボール・国際親善試合最終日(3日・代々木第1体育館)――パリ五輪に出場する男子日本代表がデンマーク自治領のフェロー諸島に31―25で快勝した。前半を14―10で折り返すと、後半もリードを保って逃げ切った。通算1勝1敗で終えた。

安平「色んなこと試した」

 日本は司令塔の安平光佑(RKバルダル)がチーム最多の8得点と躍動し、勝利に導いた。足首を痛めており、1日の第1戦では出番が少なかったが、この日は多彩な攻撃を演出。「1日の試合は戦術が少なかったので、今日はたくさんコミュニケーションをとって、色んなことを試した」と振り返った。体調はまだ万全ではないというが、「五輪に向けて100%に近いところまで持っていきたい」と意気込みを語った。

  日本・オルテガ監督 「キーパーの中村が非常に良いプレーをした。また、安平が入ったことで攻撃面がかなり良くなった。これからまた細かい点を修正していきたい」

ジャンルで探す