パリ五輪の旗手、江村美咲と半井重幸で調整…日本選手団の顔役に2人の金メダル候補

半井重幸

 パリ五輪の日本選手団旗手について、日本オリンピック委員会(JOC)が、女子はフェンシングの江村美咲(立飛ホールディングス)、男子はブレイキンの 半井なからい 重幸(ダンサー名SHIGEKIX)(第一生命保険)を軸に調整していることが28日、関係者への取材で分かった。今大会から選手の負担などを考慮してこれまでのように主将は置かず、男女各1人の旗手が日本選手団の顔役となる。

江村美咲

 25歳の江村は、昨年7月の世界選手権女子サーブル個人で、男女の全種目を通じて日本勢初の連覇を達成。秋に中国・杭州で行われたアジア大会の開会式でも旗手を務めた。半井は、昨年9月の世界選手権で3位となり、翌10月のアジア大会で初代王者に輝き、五輪切符をつかんだ。22歳の実力者は、初採用されたブレイキンの金メダル有力候補として注目されている。

ジャンルで探す