【有馬記念/馬場情報】中山芝は「外差し」OK 前日同コースは7→6→7枠決着
第67回有馬記念(GI、芝2500m)が行われる中山競馬場の馬場情報が25日、JRAより発表された。中山は芝「良」、ダート「稍重」でスタート。芝のクッション値は「9.2/標準」、前日土曜「9.1/標準」よりわずかに硬化した。
■土曜中山芝は3枠が2勝も…
前年(エフフォーリア)は「9.6/標準」、2020年(クロノジェネシス)は「9.8/標準」。今年の芝のクッション値「9.2/標準」は過去3年で最も軟らかめ寄りとなった。
前日の土曜中山11R・グレイトフルS(シルブロン)は芝2500mの勝ち時計2分33秒8。前年(ヴェローチェオロ)は稍重ながら2分34秒0と速いが、概ね例年どおりの馬場コンディションと言える。
脚質傾向は「差し」寄りか。土曜中山11R・グレイトフルSでは16頭立ての道中10番手に構えたシルブロンが4角7番手に位置し、先に抜け出したホウオウリアリティ、ヴェローナシチーを外から差し切った。
土曜中山芝は3枠が2勝2着2回と好走したが、有馬記念と同距離のグレイトフルSに関しては7枠→6枠→7枠決着。例年、内枠有利と言われるが、極端なトラックバイアスは見られず、枠の優劣はフラットと見ていい。
2022年有馬記念(12月25日)
含水率 ┗ゴール前=芝11.5%|ダ7.4% ┗4コーナー=芝13.5%|ダ8.0% 芝のクッション値=9.2[標準]
2021年有馬記念(12月26日)
含水率 ┗ゴール前=芝12.0%|ダ7.0% ┗4コーナー=芝12.4%|ダ7.2% 芝のクッション値=9.6[標準]
2020年有馬記念(12月27日)
含水率 ┗ゴール前=芝9.6%|ダ1.5% ┗4コーナー=芝10.1%|ダ1.7% 芝のクッション値=9.8[標準]
文●SPREAD編集部
12/25 10:04
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