【西武】新人王・武内夏暉が初の契約更改、2900万増の4500万でサイン　オフは平良海馬らと石垣島で自主トレ「参考にしたい」

西武の武内夏暉（23）が4日、所沢市内の球団事務所で契約更改を行い、2900万円アップの4500万円でサインした。（金額は推定）

武内は昨秋、3球団競合の末ドラフト1位で國學院大から西武に入団。プロ1年目の今季は21試合に先発登板し、球団で2007年ぶりとなる新人での10勝を挙げた。さらにリーグ2位となる防御率2.17をマークし、パ・リーグ新人王に輝いた。

初の契約更改に臨んだ武内は「今シーズン点数つけるなら95点」と高得点をつけ今季を振り返り、残りの5点はシーズン途中に体調不良で離脱し1年間ローテーションを守れなかったことと反省点も口にした。

「球団から言われた通り1年間ローテーションを守って25試合を目標にしたい。今年以上の数字を出したい」と意気込んだ武内。今オフの自主トレを石垣島で平良海馬（25）らと過ごす予定で「平良さんの自主トレの話を聞いて栄養面だったりいろんな知識が増えるかなと。データを使うのが上手い、自分の分析が上手、そういった部分を参考にしたい」とプロ入り後初めてのオフシーズンへ前向きな姿勢を見せた。

プロ2年目を迎える来季に向け「来年はもっと厳しくなると感じているのでそれを上回れるように準備してキャンプから万全な状態で練習できるように」と気持ちを新たにした。