「欲を言えば金メダルを」ロス五輪追加競技「スカッシュ」の全日本選手権で渡邉聡美が圧巻V

■第53回全日本スカッシュ選手権(21~24日 岡山・倉敷マスカットスタジアム)

ロサンゼルスオリンピック™から追加競技として採用されるスカッシュの全日本選手権が行われ、4日間に渡り熱戦が繰り広げられた。

スカッシュとは、ロンドンで生まれたインドアのラケットスポーツのことで、4面を壁で囲まれたコートの中でゴムボールを交互に打ち合う。185の国で約2000万人がプレーしている。

女子決勝では、世界ランキング11位で昨年のアジア大会銅メダリストの渡邉聡美(25、Greetings)が緑川あかり(19、Greetings)に対し、試合開始直後から7連続ポイントを奪うなどして、3-0で緑川を圧倒し自身6度目の優勝を果たした。

優勝後のインタビューで渡邉は、「今大会で一番いいパフォーマンスが出せた。次の大会にも生かしたい」と笑顔で語った。また、今後の目標について聞かれると「今の最大の目標はロス五輪出場。欲を言えば金メダルを狙っていきたい」と4年後に向けた思いを口にした。

男子決勝では、5年連続で準優勝に終わり、初優勝を狙う遠藤共峻(29、Greetings)が林尚輝(28、Greetings)に対して3-1で勝利を収め、6度目の決勝の舞台で悲願の初優勝を果たした。
 

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