【ドラフト会議】最多5球団競合“アマチュアNo1遊撃手”明大・宗山塁は楽天が交渉権獲得!関大・金丸夢斗は中日に決定

■プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(24日、新高輪プリンスホテル)

プロ野球ドラフト会議が24日に都内のホテルで行われた。注目の1巡指名、明治大の遊撃手・宗山塁内野手(21)を既に指名を公表していた広島ら最多5球団が1位指名し、抽選の結果、楽天が交渉権を獲得した。

宗山は今秋リーグ戦で史上34人目の大学通算100安打を達成。現在は116安打に伸ばしリーグ歴代8位タイ、打率.391をマークしている。三拍子揃ったアマチュアNo.1遊撃手として注目を集めた。

指名球団は西武、楽天、広島、日本ハム、ソフトバンクの5球団。引き当てた楽天の森井誠之球団社長(50)はガッツポーズ、会場からは拍手が沸き起こった。

また、世代No.1と呼び声が高い関西大の左腕・金丸夢斗投手(21)は4球団が競合し、中日が交渉権を手にした。

金丸は中日、DeNA、阪神、巨人の4球団から1位指名され、中日・井上 一樹監督(53)が引き当てると激しくガッツポーズをみせて喜びを爆発させた。

井上新監督は「(肩)脱臼しましたよ(笑)。もう本当真っ白なりました。多分今までで一番大きなガッツポーズだと思います。金丸くんの名前がね、夢斗という素晴らしい名前をね、一緒に夢を叶えましょう」と交渉権獲得の瞬間を振り返った。

■宗山塁(むねやま・るい)内野手
2003年2月27日生まれ21歳、広島県三次市出身。身長175cm・体重78kg。右投・左打。
広陵高~明治大。今年のドラフトの目玉と評される巧打攻守の遊撃手。明大では1年春からレギュラーを獲得し、2年時に大学日本代表に選出。4年春は怪我の影響でリーグ戦途中で離脱。秋には復帰し、3割を超える打率を残している。今年3月の侍ジャパンにも選出された。

■金丸夢斗(かねまる・ゆめと)投手
2003年2月1日生まれ21歳、兵庫県神戸市出身。身長177㎝・体重77kg。左投・左打。
神港橘高~関西大。最速154キロの直球と多彩な変化球が持ち味の本格派左腕。どの球種でも空振りが奪うことができ、奪三振率も高い。3年秋のリーグ戦では6戦6勝。今秋は怪我の影響もあり、救援のみの登板となっているが15回無失点に抑えている。今年3月の侍ジャパンにも選出された。

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