山本由伸「リハビリ期間の練習が今日に繋がった」と手応え、今永との投げ合い「これからも何度も対戦できるように」

■MLB ドジャース 3ー6 カブス(日本時間11日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャース・山本由伸(26)が約3か月ぶりの復帰戦に臨み、4回59球を投げ、4安打1失点(自責1)の好投。4者連続を含む圧巻の8奪三振でカブス打線の前に立ちはだかった。

だが試合は終盤、2点リードの8回に3失策が絡んで5失点と逆転を許し、ドジャースは逆転負けを喫した。

復帰登板を終えた山本は試合後、「今年の中でも本当にトップに良いくらいの感覚で投げられた」と手ごたえを口にした。

「やっぱり期間があいての登板だったので、いつも通りとは行きませんでしたけど、なるべく落ち着いた気持ちで試合に入れるように取り組みました。変化球がすごくいい感覚で投げられたので、それが三振に繋がったと思います」と振り返った。

カブス先発・今永昇太(31)との投げ合いについては「やっぱりこのメジャーの試合で同じ試合に出場できるっていうことがすごく嬉しく感じましたし、またこれからも、このメジャーの試合で何度も何度も対戦できるように頑張っていきたい」と話し、「立ち上がりもすごく球数少なく抑えたり、なんていうんだろう、すごく見てて勉強になるところがたくさんありました」と今永のピッチングにも刺激を受けたという。

山本は6月16日のロイヤルズ戦で右腕に張りを訴えて2回途中で緊急降板。リハビリと2度のマイナーリーグ登板を経ての復帰マウンドに。「いい復帰登板だったなと思いますし、このリハビリしている中での練習でも、すごく感覚がどんどん良くなっていってるのは感じてたので、リハビリ期間の練習が今日に繋がったなと思います」と自身でも納得のマウンドとなったようだ。
 

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