女子バレー五輪組み合わせ決定受け、眞鍋監督「予選突破(準々決勝進出)に全力を注ぐ」世界1位のブラジルは「もはや腐れ縁」

日本バレーボール協会は19日に行われたパリ五輪の女子の組合せ抽選会を受け、眞鍋政義監督(60)のコメントを発表した。女子日本代表は世界ランク1位のブラジル、同4位ポーランド、同20位のケニアと同組のプールB。予選ラウンドでの対戦順、試合日時は後日決定する。

これまでの対戦成績は、ブラジルに45勝94敗、ポーランドに34勝19敗、ケニアに11勝0敗としている。

眞鍋政義監督コメント】
パリオリンピックの切符を獲得してから1週間も経たずに予選ラウンドで対戦する3チームが決まった。安堵したのも束の間、一気に気持ちが引き締まった。
チームとしての目標は、オリンピックメンバーに選ばれた選手、スタッフと相談することとしており、今後の会見時にお伝えしたい。個人としてはまず、東京大会以上の成績を目指し予選突破(準々決勝進出)に全力を注ぐ。
世界ランキングで(日本より)下位に位置するケニアには確実に勝利したい。ポーランドにはVNLの予選ラウンドでストレート負けを喫しており、間違いなく難敵。そして2022年世界選手権、2023年パリ五輪予選でも対戦し、悔しい思いをさせられたブラジル。オリンピックではリオ大会、東京大会に続き3大会連続予選ラウンド同組で、もはや腐れ縁。

【パリ五輪組み合わせ】
■プールA
フランス(開催国)、アメリカ(5)、中国(6)、セルビア(9)
■プールB
ブラジル(1)、ポーランド(4)、日本(7)、ケニア(20)
■プールC
イタリア(2)、トルコ(3)、オランダ(8)、ドミニカ共和国(11)

※( )内は世界ランキング

予選ラウンドは12チームを3グループに分けて各チーム3試合行い、各組上位2チームと3位チームの中から上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進出する。パリ五輪のバレーボールは男子予選が日本時間7月27日にスタート。女子の予選は28日から始まる。

【日本女子過去の五輪成績】

1964年東京 金メダル
1968年メキシコ 銀メダル
1972年ミュンヘン 銀メダル
1976年モントリオール 金メダル
1984年ロサンゼルス 銅メダル
1988年ソウル 4位
1992年バルセロナ 5位
1996年アトランタ 9位
2000年シドニー 出場なし
2004年アテネ 5位
2008年北京 5位
2012年ロンドン 銅メダル
2016年リオ 5位
2021年東京 10位
 

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