タイガース前田健太 勝敗つかず4回1失点4四球、初球ストライクは16人中4人、制球に苦しんだが最少失点で粘る

■MLB タイガース 4ー5 ナショナルズ(日本時間12日、ミシガン州デトロイト、コメリカ・パーク)

タイガースの前田健太(36)が12日(日本時間)、本拠地でのナショナルズ戦に先発。4回、77球を投げて、被安打1、奪三振5、四死球4、失点1で防御率は5.89。前田は5月25日以来の勝利とはならず。制球に苦しんだが最少失点で踏ん張った。

前回6日(同)のレンジャーズ戦ではわずか2球で右脇腹に張りを感じ、大事を取って降板。中5日でナショナルズ戦のマウンドに立った。相手はナ・リーグ東地区3位、足を使ってくるチームで盗塁数は98個でメジャー30球団中トップ。

前田は立ち上がり、1番・C.J.エイブラムス(23)にはストライクが1球も入らずストレートの四球、2番・L.トーマス(28)にも2球連続でボールとコントロールに苦しんだが、カウント2-1からスライダーを打たせて、ショートゴロ併殺打。3番・J.ウィンカー(30)は外角低めのスライダーで見逃し三振と1回は無失点で抑えた。

2回も各打者に対しファーストストライクが取れず、1回から6者連続でボールからのスタートとなったが1回はスライダー、スプリット、シンカーと3球種、2回にはスイーパー、カーブと多彩な変化球を交えてナショナルズ打線に狙い球を絞らせず抑え込んだ。

3回、先頭打者にヒットを許すと、2つの四球で2死満塁のピンチを迎えた。3番。ウインカーにはフルカウントからスライダーが大きく外れて押し出しの四球。前田もマウンド上でがっくりとうなだれた。続く4番・E.ロサリオ(32)にも厳しいコースをついてフルカウントと苦しくなったが最後はスイーパーで空振り三振と最少失点で切り抜けた。前田は3回までに68球と球数を多く使ってしまった。

4回は先頭の5番・L.ガルシアJr(24)を外角低めのカーブで見逃し三振、ようやくリズムをつかみ始め、後続を外野フライ2つで3者凡退に抑えた。しかし、前田は4回で降板、77球を投げて、被安打1、奪三振5、四死球4、失点1で防御率は5.89、制球に苦しみ、打者16人に対して、初球ストライクがわずか4人。投手有利のカウントで投球が出来なかったが最少失点で踏ん張った。

前田の後を受けた中継ぎ陣が5回に2失点、0対3とリードされたがその裏、2死満塁のチャンスで4番・R.グリーン(23)が右中間へ走者一掃のタイムリースリーベース。さらに送球が逸れる間にグリーンも生還して、4対3と逆転、前田の負け投手が消えた。

しかし、タイガースは8回に同点に追いつかれると延長10回に勝ち越され、4対5で接戦を落とした。ナショナルズは4連勝となった。

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