北口榛花 国内初戦61m83で優勝、またもや最終6投目で記録を伸ばし今季2戦2勝とパリ五輪イヤー絶好調

■2024水戸招待陸上 (5日、茨城県、ケーズデンキスタジアム水戸)

パリ五輪代表に内定している女子やり投の北口榛花(26、JAL)が今季国内初戦に登場。6投目に風速3.9mの中、61m83を投げて優勝を果たした。

4月27日に中国で行われた陸上の世界最高峰・ダイヤモンドリーグ第2戦で今季初戦を迎えると最終6投目で62m97を投げて、逆転優勝を飾った。帰国して国内初戦、練習投てきからフォームを入念にチェック。1投ごとにスタッフが撮影した映像を確認していた。

1投目、スムーズな助走から大きな声を出すと、やりが伸びて60m98、最初の投てきで手ごたえを感じ笑顔を見せた。2投目は60m53、3投目は60m15と唯一、60m台を投げて4投目以降に進出した。

風速は3.9m、時折、テントも揺れる強風が吹く中、北口の4投目はファール。5投目は59m86、そして、6投目、軽やかな助走から放たれたやりは追い風の中、伸びていって61m83。ダイヤモンドリーグに続き、この大会でも6投目に記録を伸ばし優勝を飾った。
 

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