バド日本女子5戦全勝で白星発進 ! 大堀彩、わずか18分で元アフリカ女王を撃破【トマス杯・ユーバー杯】

■バドミントン トマス杯・ユーバー杯2024 第1日目 日本 5-0 ウガンダ(日本時間27日、中国・成都市)

2年に1度行われる世界ナンバー1の座を争う国・地域別の対抗戦“トマス杯・ユーバー杯”が中国・成都市で開幕。初日、日本は女子のユーバー杯のみが行われ、ウガンダに5ー0で勝利し、白星スタートした。

日本の先陣を切ったのは初の五輪出場をほぼ内定させている大堀彩(27、トナミ運輸)。女子シングルスのエース山口茜(26、再春館製薬所)は温存する形となった。世界ランク11位の大堀は第1ゲーム、同110位で昨年のアフリカ選手権覇者に11-3とリードすると、そのまま振り切り21-7で先取。第2ゲームも相手にわずか1点しか与えず圧勝した。

つづく第2シングルスの奥原希望(29、太陽ホールディングス)、第3シングルスの宮崎友花(17、柳井商工高)もストレート勝ちで日本の勝利が決定した。グループリーグは勝敗が決まっても5試合全て実施されるため、その後ダブルスが行われた。

第1ダブルスは全日本女王の宮浦玲奈(28、ヨネックス)、櫻本絢子(28、ヨネックス)ペアが登場し、第1ゲームを21連続得点で先取。第2ゲームも許した得点は4点と、実力の差を見せつけ20分で完勝した。第2ダブルスは松山奈未(25、再春館製薬所)と永原和可那(28、北都銀行)の変則ペア。こちらもストレートの快勝で日本は5戦全勝とした。

グループリーグは4グループに分かれ、総当たり戦となり上位2チームが決勝トーナメントに進出する。シングルス3試合、ダブルス2試合の計5試合が行われ、先に3勝した方が勝利。日本女子は2018年以来の優勝を目指している。

【第1日目の日本女子の結果】
◆第1シングルス
大堀彩 2-0(21‐7、21‐1) Fadilah Shamika MOHAMED RAFI
◆第2シングルス
奥原希望 2-0(21‐8、21‐5) Husina KOBUGABE
◆第3シングルス
宮崎友花 2-0(21‐6、21‐5)Gladys MBABAZI
◆第1ダブルス
宮浦玲奈・櫻本絢子 2-0(21‐0、21‐4)Fadilah Shamika MOHAMED RAFI・Tracy NALUWOOZA
◆第2ダブルス
松山奈未・永原和可那 2-0(21‐2、21‐5)Husina KOBUGABE・Gladys MBABAZI

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