現役最年長・石川雅規「50歳で1軍のマウンドで投げる景色を見てみたい」ヤクルト23年目で挑む大記録

身長167cm“小さな大投手”石川雅規(44、いしかわ・まさのり)がヤクルト一筋で積み上げた勝利、185勝。今シーズンは200勝への前進だけでなく、新人から23年連続勝利というプロ野球の大記録にも挑む。

ファンに愛される現役最年長

プロ23年目の春季キャンプ取材では「グラウンド、気持ちいいね」と語る永遠の野球小僧がいた。

ファンからも愛され、プロ23年目を迎える石川投手

石川雅規:
年齢は重ねましたけど、野球が大好きっていう気持ちは“歳をとっていない感じ”がする。

“ファンあってのプロ野球”を体現する。ファンからは『年齢を重ねてもあれだけ続けられるのはスゴイ。自分にも活力を与えてくれる。』『最後まで応援したい。何か特別な存在。』と愛される。

「50歳で1軍のマウンドで投げる景色を見てみたい」

今年、故郷・秋田での小学生への野球教室で現役最年長投手は「いつの日か一緒に同じ舞台で、プレーできる事、楽しみに待っています。それまで僕らも頑張るので」と、1年でも長く現役を続ける宣言をした。

野球少年へ「一緒に同じ舞台でプレーできる事、楽しみに待っています」

石川:
“あいつそろそろ辞めるのかな”と思われているのかな…それは悔しいので抗いたい。50歳で投げているような、50歳で1軍のマウンドで投げる景色を見てみたい。

有言実行で“小さな大投手”に

01年のヤクルト入団会見では「若松監督が現役時代"小さな大打者"と呼ばれていたので僕は“小さな大投手”と呼ばれるように頑張りたいと思います」と宣言した。

若松勉監督(中央)の左に21歳の石川雅規投手/2001年ヤクルト新入団選手発表<写真/産経>

積み上げた22年間、“小さな大投手”の称号は石川投手の唯一無二のものとなった。

今シーズンは新人から23年連続勝利のプロ野球記録へ

「50歳で1軍のマウンド」の通過点となる今シーズンは新人から23年連続勝利のプロ野球記録をまずは目指す。春季キャンプからプロ生活を支える“野球”への真摯な姿勢は変わらない。

“1勝、1試合に集中して”新人から23年連続勝利のプロ野球記録へ

44歳を迎えても100球を超えるブルペンでの投げ込みをこなす。

石川:
こっち(投げ込み)の方が安定感がある。やっぱり一つ勝つ難しさはすごくある。やはりプロなので目の前の1勝、1試合に集中して、何とかもぎ取りたい。

石川雅規(いしかわ・まさのり)

1980年1月22日生、167cm、左投・左打
秋田県出身、秋田商~青山学院大~ヤクルト(01年自由枠)
背番号19。プロ通算185勝185敗。新人から22年連続勝利を記録。プロ野球最年長選手となった44歳の“小さな大投手”がスワローズ一筋23年目のシーズンを迎える。

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