ジョコビッチも出場OK!ウィンブルドンはワクチン未接種者を除外せず

2021年「ウィンブルドン」でのジョコビッチ

世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は新型コロナワクチン未接種のため出場できる大会が限られているが、連覇が懸かる「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)には参加できることが明らかになった。英BBCなど複数のメディアが報じている。

「ウィンブルドン」を運営するAELTC(オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ)のサリー・ボルトンCEOは、記者会見で「英国に入国する際にワクチン接種は必要ない」と述べ、ジョコビッチをはじめとした未接種者も出場できると説明している。

ワクチン未接種のジョコビッチは今季、オーストラリアで開催された「全豪オープン」やアメリカで行われた「ATP1000 インディアンウェルズ」などに出場することができなかった。

「ウィンブルドン」は先日、ロシアのウクライナ侵攻を受けてロシアと同盟国のベラルーシの選手を出場させない旨を発表。この決定に対し、自らも幼少期に戦争を体験しているジョコビッチは「選手たちは戦争とまったく関係ない。政治がスポーツに介入して良いことは何もない」と批判していた。

この締め出しにより、男子では昨年の「全米オープン」チャンピオンであり世界ランキング2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)、世界8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、世界26位のカレン・ハチャノフ(ロシア)、世界30位のアスラン・カラツェフ(ロシア)、女子では世界4位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、世界15位のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、世界18位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)らが出場できなくなる。

なお、新型コロナの影響で2020年は中止、2021年は大会序盤に収容人数を制限していた「ウィンブルドン」だが、今年は3年ぶりに完全に観客制限なしで開催される予定だという。また、「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)を皮切りにグランドスラムの4大会すべてで、最終セットに10ポイントのタイブレークが採用されることが決まっている。これまでは4大会がそれぞれ異なる方法を採用しており、「ウィンブルドン」においては最終セットでゲームカウントが12-12となった時点で12ポイントのタイブレークへと移行していた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「ウィンブルドン」でのジョコビッチ
(Photo by Karwai Tang/WireImage)

ジャンルで探す