竹田麗央のメジャー年間3勝か、山下美夢有の大会3連覇か、はたまた…!? 一体どうなる?女子ゴルフ最終戦

今季の国内女子ツアーも残り1試合。最終戦の「リコーカップ」が21日から4日間の日程で開催される。賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は3000万円で争われる。

賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は3000万円

◆国内女子プロゴルフ 最終戦

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 11月21~24日 宮崎カントリークラブ(宮崎県) 6497ヤード・パー72

 今季の国内女子ツアーも残り1試合。最終戦の「リコーカップ」が21日から4日間(72ホール)の日程で開催される。賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は3000万円で争われる。

 舞台は2003年から続く宮崎カントリークラブ。トーナメントコースレコードは2021年の古江彩佳や、22年の勝みなみらがマークした「64」。4日間のトーナメントレコードは、22年の勝や山下美夢有らがマークした通算15アンダーとなっている。この年は山下が勝をプレーオフで下している。

今季の女子ツアーをけん引した竹田麗央(左)と山下美夢有 撮影:大澤進二

 フィールドには今季のツアー優勝者をはじめ、世界ランキング(ロレックス・ランキング)上位者、国内ツアーの年間レース(メルセデス・ランキング)上位者から選出された40人のトッププレーヤーが名を連ねる。

 注目はすでに今季の年間女王を決めている竹田麗央。9月「ソニー日本女子プロ選手権」、同月「日本女子オープン」に続く、国内メジャー年間3勝目がかかる。

 さらに、竹田のシーズン獲得賞金額は2億5913万16円で過去最高額を更新しており、予選落ちがない今大会でどこまで賞金を積み重ねるかにも視線が集まる。

 前年大会は最終日を首位から出た山下が「70」で回り、通算10アンダーで逃げ切った。通算11勝目を2連覇で飾り、今年は大会3連覇という大記録がかかる。

 今季年間レース2位の山下は、前週の「大王製紙エリエールレディス」で今季2勝目を挙げ波に乗るだけに期待も高まる。

 また、山下の今季の「平均ストローク」は前週終了時点で「69.0789」ストロークとなっており、自身の持つ23年の記録「69.4322」からの更新が目前に迫っている。

 竹田、山下のほか、今季のツアー優勝者としては、岩井千怜、鈴木愛、臼井麗香、小祝さくら、阿部未悠、岩井明愛、新垣比菜、大里桃子、桑木志帆、川崎春花、河本結、安田祐香、佐藤心結、イ・ミニョン(韓国)、山内日菜子が出場。

 4月「パナソニックオープン」で初優勝を飾った天本ハルカ、5月のメジャー「サロンパスカップ」でアマチュア優勝し、その後プロ転向したイ・ヒョソン(韓国)は初出場となる。

 また、世界ランキング50位内の資格で申ジエ(韓国)がエントリー。

 メルセデス・ランキング上位者の資格では、佐久間朱莉、高橋彩華、藤田さいき、尾関彩美悠、吉本ひかる森田遥、青木瀬令奈、穴井詩、ペ・ソンウ(韓国)、原英莉花、蛭田みな美、櫻井心那、金澤志奈、堀琴音、木村彩子が出場。

 さらには脇元華、鶴岡果恋、小林夢果、小林光希、ウー・チャイェン(台湾)が初出場を果たす。

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